気候と住宅
住宅を建てるうえで検討すべき事項に、気候条件があります。特殊な環境に家を建てる際に必要となる設備にどのようなものがあるか、見ていきましょう。
寒冷地での住宅
寒冷地における住宅には特殊な設備や外装が必要となります。断熱性の高い壁面、床暖房などビルトインタイプの暖房設備、雨や雪に強い撥水加工の外壁などがその例です。
豪雪地帯での住宅
豪雪地帯も雪に特化した対策が必要となります。玄関を二重にする、家全体を高くして積雪時にも玄関や一階部分が埋まらないようにするなどの設計は必須です。
海沿いの住宅
海沿いの住宅には、塩害対策が必須となります。潮風で住宅設備がダメにならないように、耐食性の高い特殊鋼を用いた製品を使うなどの工夫が必要となります。